墓石と戒名

生前、故人の戒名とは


2011年8月18日


親の墓参りに行ってきましたが、墓石に刻まれている戒名の場所が様々です。どうしてでしょうか?


基本的には合祀(ごうし)墓と単独墓では刻む文字や場所が変わります。
合祀墓とは先祖代々のお墓で、親から子供へ受け継がれたお墓です。
永代供養墓の多くが「合祀墓」という形態をとっています。
単独墓とは先祖代々から続く一族のお墓ではなく、個人で建てるお墓です。

合祀墓の場合は、裏側に戒名・没年月日・俗名・享年などを刻みます。
単独墓の場合は、一般的には正面に戒名を刻み、本名や生年月日などを側面に刻みます。


わかりました。
ありがとうございました。


墓石に刻む戒名

刻まれる文字に関して、制限といったものはあるのでしょうか
基本的には、楷書体・ゴシック体・行書体・隷書体などから選ばれます

しかし、上記の書体でなければならないと言う決まりは無く、自分で書いても良いですし、専門の書家に依頼しても構いません

ただ、大きさに関しては墓石のサイズと合うようバランスに注意をしたいところです
また、字体も「新字体」を使うよりも「旧字体」で記載する方が好ましいようです
釈>>釋
覚>>覺



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