戒名料について首都圏での相場を調べてみました。 一般的に都市部では高く、地方ではこれより低くなる傾向があります。
もともと値段は無いものです。仏道に身を捧げた人に授けられるものですから、 本来は戒名料など無いはずのものですが、幾多の歳月と歴史の過程の中で、 多額の費用を要するようになりました。 現在、一般的な目安として、短かい信士/信女で30万円、 これが居士/大姉になると50万円、 院・居士(大姉)が付くと100万円といわれている戒名料。 テレビ・新聞・雑誌等にも取り上げられ、その法外な価格について報道されています。 お布施の額によって僧侶からつけてもらい、江戸時代の檀家制度のもとで 世俗化した寺院の収入源とされるものです。 現在では、本来の意義を離れて、寺によっては納めるお金の多少で 「格」を決めるような風潮があります。 戒名の違いで来世に差がつくなど、絶対に有り得ない事です。
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