手元供養と戒名

生前、故人の戒名とは


2011年8月11日


先日亡くなりました母の戒名をお願いし頂きましたが、これからどうすればいいのでしょうか?


お葬式もお終わられたようですの、四十九日までに、本位牌をご用意し、四十九日法要と位牌の魂入れをお寺さんに
お願いされたらいいと思います。
その時に戒名が必要となります。
お近くの仏具屋さんで彫っていただくことになります


手元供養を考えています。
本位牌は作らず、遺骨は自宅に置き、四十九日法要はお寺さんに来てもらう予定です。


お位牌を持たないのであれば魂入れは不用となります。
手元供養品に魂入れをするか、しないかはご自身の考えでお寺にお願いされるといいかと思います。
戒名は四十九日法要で読み上げていただきますので、お寺さんにお知らせすることになります。


わかりました。
後はお寺さんと相談してみます。
ありがとうございました。




手元供養とは

亡くなった方をいつも身近に感じたい、いつも近くにいて見守って欲しい。
大切な人を亡くされたご家族の正直な気持ちではないでしょうか。
もちろん、古来から日本人は、お墓参りをしたり、仏壇に手を合わせたりすることで昔から日本人は故人を身近に感じていました。
でも、現代の生活スタイルが変化するにつれて、それが適わない、それでは満足できないという方が増えています。
例えば、こんな想いを持つ方が年々増加しています。

●大切な人を遠くに葬りたくない
●お墓が遠方のため、墓参りが難しい
●経済的な理由など何らかの事情でお墓を建立できない
●供養を人任せにしたくない
●無宗教なのでお墓や戒名は不要、自分らしい最期を希望
●残る家族に余計な負担をかけたくない
●仏壇が無い、あるいは置く場所が無いが何かで故人を偲びたい

手元供養で、最愛の方の遺骨を身近に置くことで、心のよりどころとなり、手を合わせ、或いは握りしめ、
故人を偲び、語りかける自由なかたちの供養です。
「仏壇は置けないが大切な人を身近で偲びたい」、「遺骨をお墓に納骨すると一人になり淋しいので、
一部を身近に置いていたい」 といった方々の「故人を想う心」を癒す、新しい供養の方法といって良いでしょう。


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