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梵字の源流は、ブラーフミ文字と呼ばれる古代インドで発祥した文字で、 その後、サンスクリット語を表記するために造られた文字になり、様々な変遷を経て、 仏教の文字観と結びつき、平安時代、特に空海、最澄が伝来させた仏教(密教)の伝来とともに、 悉曇文字として日本に伝わりました。 その梵字(種字)一文字で神仏を表し、お守りとして身に着けることで、悪しき人間は良き方向へ、 よき人間は、より良き方向へ導き、持つものに様々な功徳を与え、 災難から救ってくださるという神聖なパワーを持っているといわれています。 現代においては、仏事以外で梵字は、日本で古来から歌舞伎の衣装、 また、分身(刺青)(タトゥー)などに用いられ、 梵字のタトゥーを入れた若者たち、また、梵字のTシャツ、服装を着た若者たちをよく見かけます。 古来から現代まで、身に着けることにより、お守りとしての守護を願うファッション化されている傾向があります。 |
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